SNSでなりすましをされたら?なりすましされるリスクと対処法

SNSでなりすましをされたら?なりすましされるリスクと対処法
目次
SNSのなりすましとは?
SNSのなりすましとは、自分ではない特定の誰かのふりをしてSNS上に投稿したり、なりすましながら特定の誰かと交流することです。 すでに相手が使用していたニックネームを勝手に使って、あたかも同一人物であるかのように振舞ったり、相手のアカウントを乗っ取り本人であるかのように使用することも、なりすましです。 なりすましが起こる理由には、マルウェア感染、SNSセキュリティーの設定の間違い、アカウントにおけるIDやパスワードの漏洩が挙げられます。 具体的な問題点は以下の通りです。 ・TwitterやFacebookに登録する際、アカウント作成時に本人確認をするための本人証明書を提供する必要がないため、なりすましを容易にさせている ・なりすましの際にアカウントを乗っ取るだけでなく、Facebookなどのページ自体を作成する巧妙で悪質な手口が存在しており、犯罪かどうか見抜くのが難しいSNSでなりすまし被害にあった場合

SNSでなりすまし被害にあった場合
・Twitterでの教員による誹謗中傷
2017年の埼玉県北本市市立中学校で、この事例は起こりました。 事例内容は、この中学の教員が同校の男子中学生のアカウントになりすまし、特定の女子生徒に対してその容姿などについて、誹謗中傷を繰り返していたのです。・ネットをなかだちとした犯罪予告による誤認逮捕
2012年、この悪質で恐ろしい事例は起こりました。 事例内容は、遠隔操作ウィルスを利用することで他人になりすまし、ネット上の掲示板に犯罪の予告を書き込む手口で、これにより事件に無関係の数人が誤認逮捕される事態となりました。・偽装ビジネスメールによる詐欺
2017年大手航空会社である日本航空通称JALで、この事例は起こりました。 事例内容は、取引先になりすまして偽のビジネスメールのやり取りを行い、金銭を払い込ませる詐欺です。 このような数々の、悪質で陰湿な事例が実際に起こっているわけですから、他人事と軽んじて捉えるのではなく、少しでも不信に思うことがあれば、運営などに速やかに報告しましょう。SNSでなりすましに遭わないためには

SNSでなりすましに遭わないためには
・見知らぬ人からの友達申請は、なるべく承諾しない
見知らぬ人からの申請は、友達になることが目的ではなく、個人情報を抜き取ることが目的である場合が多いです。 特にFacebookは実名登録なので、ブロックしたりと過度に神経質になる必要はありませんが、なるべく承諾はしないようにしましょう。・パスワードは10文字以上の複雑なものにし、使い回しをしない
パスワードが短すぎたり、他人に予測されやすいものであると、アカウントなどを乗っ取られやすくなってしまい危険です。 覚えにくくなかなか面倒ではありますが、パスワードはそれぞれ異なる10文字以上の複雑なものに設定しましょう。・アカウントのセキュリティー設定を正確に行う
他人に簡単に個人情報を閲覧されてしまうことがないように、デフォㇽトから変更しておくことが大切です。・サイト上で個人情報を入力するときは、本物の信頼できるサイトなのか事前に確認しておく
偽装サイトで個人情報を入力してしまうと、情報の漏洩や犯罪に利用されるなどの被害に、繋がりやすくなってしまいます。・少しでも不信に感じた、メールや添付ファイルは開かないようにする
不信なメールや添付ファイルを開いてしまうと、ウィルス感染や不正プログラムに導入される恐れがあります。まとめ
なりすましによる被害は、SNSが広く普及した現代社会にとって重大な問題です。 SNSを利用する誰もが被害に遭ってしまう可能性があるのだと自覚し、適切な対策をとるようにしましょう。 SNSにおける設定の甘さや、パスワードやアカウントの情報が漏洩することで、なりすましの被害に遭いやすくなってしまいます。 日頃から、SNSは正しく設定をし、複雑なパスワードを設定するよう心がけましょう。 そして、知らない人からの友達申請はなるべる承諾せず、少しでも不信に感じたメールやファイルは開かないようにして、犯罪に遭うリスクを減らしていくことが大切です。
2021-10-11 by
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