LINEアカウントの引き継ぎ方法!失敗しないポイント

スマートフォンの機種変更などをするときに、LINEを今までと同じように使うためには、「LINEアカウントの引き継ぎ」をする必要があります。

この「LINEアカウントの引き継ぎ」は、注意点を把握しておかないと、正しくデータを引き継ぐことができないなどのトラブルが起きることがあります。そのようなことにならないよう、ここでは、「LINEアカウントの引き継ぎ」とはどのようなものなのか、手順や注意点について、ご紹介しますので、よければ、機種変更の際などにご活用ください。

目次

LINEアカウントの引き継ぎとは?

LINEアカウントの引き継ぎとは?

LINEアカウントの引き継ぎとは?

「LINEアカウントの引き継ぎ」とは、スマートフォンの機種変更をするときや、故障などで初期化する際に、同じアカウントで、今までと同じようにLINEが利用できるようにする手続きです。

この「LINEアカウントの引き継ぎ」を失敗してしまうと、正しくデータが引き継げないという状態が起きてしまう可能性があります。失敗しないためには、引き継ぎの際の注意点を把握して、必要な設定や情報の登録をした上で、引き継ぐようにする必要があります。

また、すべてのデータを引き継ぐことができるわけではなく、iPhoneからAndroidなどの異なるOS間の場合、「通知音の設定」「購入済のLINEコイン」「LINE Outのチャージ済のコールクレジット」「トーク履歴」「トークルームごとの通知設定」などは引き継ぐことができません。

同じOS間でも「通知恩の設定」と「トークルームごとの通知設定」は引き継げず、「トーク履歴」はバックアップをしていないと引き継ぐことができません。また、トーク内でも画像やスタンプはバックアップできないため、アルバムなどへ保存しておきましょう。

LINEアカウントの引き継ぎ手順

LINEアカウントの引き継ぎ手順

LINEアカウントの引き継ぎ手順

①LINEとOSのバージョンや基本情報を確認し、最新のものにしておきます。

LINEのバージョンは設定画面で「LINEについて」をタップすると、現在のバージョンを確認することができます。

基本情報は設定画面で「アカウント」をタップすると、確認できます。「電話番号」「メールアドレス」「パスワード」は、メモしておくようにしましょう。ちなみに、パスワードは2019年から設定が必須となっています。

②同じOS間で、トーク履歴を引き継ぎたいときには、トーク履歴のバックアップをします。

設定画面で「トーク」をタップして、「トークのバックアップ」をタップすれば、バックアップが開始されます。

※異なるOS間の場合、トーク履歴を引き継ぐことはできませんが、テキストファイルとして保存することは可能です。

③「アカウントを引き継ぐ」をオンに設定します。

設定画面で「アカウント引き継ぎ」をタップし、「アカウントを引き継ぐ」をオンに設定します。

※引き継ぎができるのは、オンに設定してから36時間以内です。制限時間が過ぎると、オフに自動で切り替わるため、注意しましょう。

以上で、引き継ぐ前の設定は終了となり、以下は、新しく利用するほうの設定となります。

<同じ電話番号で引き継ぐ場合>

①LINEをインストールして起動し、「はじめる」をタップします。

②電話番号を入力すると、SMSに認証番号が届きます。

③認証番号を入力すると、あなたのアカウントで合っているか確認されるため、確認をして「はい、私のアカウントです」をタップします。

④「パスワード入力」の画面になり、パスワードを入力します。

⑤「友達追加設定」の画面になり、「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」の設定を必要であれば設定します。

⑥「トーク履歴を復元」の画面となり、前回のパックアップの日付が表示されるため、それを確認して、必要であれば「トーク履歴を復元」をタップして、引き継ぎ完了です。

<異なる電話番号で引き継ぐ場合>

①LINEをインストールして起動し、「はじめる」をタップします。

②今使っている電話番号を入力すると、SMSに認証番号が届きます。

③認証番号を入力すると、「アカウントを引き継ぎますか?」という確認画面となるため、「アカウントを引き継ぐ」をタップします。

※自分ではないアカウントで「おかえりなさい!」と表示される場合は、「あなたのアカウントですか?」の答えで「いいえ、ちがいます」をタップします。

④「ログイン方法を選択」の選択画面となり、電話番号かメールアドレスでログインをします。

あとは、<同じ電話番号を引き継ぐ場合>の④~⑥と同じです。

LINEアカウントの引き継ぎ注意点!失敗するとこうなる

LINEアカウントの引き継ぎ注意点!失敗するとこうなる

LINEアカウントの引き継ぎ注意点!失敗するとこうなる

・パスワードを必ず設定しておきましょう。

パスワードを設定していない場合、電話番号を入力したあとのパスワード入力ができません。ただし、前のスマートフォンがあれば、LINEアカウントに認証コードが送信され、登録することができます。また、パソコン版のLINEやiPad版のLINEを利用している場合も、そちらで登録することが可能です。

もし、パスワードを登録することができなければ、アカウントを引き継ぐことはできません。

・パスワードを忘れないようにしましょう。

パスワードを忘れてしまうと、登録していたメールアドレスや前のスマートフォンから再設定する必要があります。もし、パスワードを再設定することができなければ、アカウントを引き継ぐことはできません。

・新しいスマートフォンでSMSが利用できない場合はFacebook連携をしておきましょう。

格安スマートフォンなどで、通話やSMS機能が利用できない場合でも、Facebook連携をしておけば、アカウントを引き継ぐことができます。Facebook連携していない場合は、アカウントを引き継ぐことはできません。

・トーク履歴を引き継ぎたい場合は、バックアップを必ずしておきましょう。

トーク履歴は、上記で述べたとおり、バックアップをしておかなければ、引き継ぐことができません。また、最初の設定で「トーク履歴を復元」をタップしなければ、トーク履歴は復元されないため、注意しましょう。

また、LINEは1つのアカウントにつき、1つのスマートフォン、1つのパソコンしかログインができないため、会社のスマートフォン等の異なるスマートフォンでログインしてしまうと、トーク履歴が消えてしまうため注意しましょう。その場合は、ほかにも、個人のスマートフォンでログインできなくなってしまうというトラブルになる可能性があります。

まとめ

「LINEアカウントの引き継ぎ」とは、スマートフォンの機種変更をするときなどで、同じアカウントで、今までと同じようにLINEを利用できるようにする手続きです。この引き継ぎでは、注意点を把握しておかないと、正しくデータを引き継ぐことができないなどのトラブルが起きることがあります。

LINEに問い合わせをすると、復元できる可能性もありますが、復元できないこともあるため、引き継ぎの際には失敗しないよう、十分に注意しておこなうようにしましょう。

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