SNSの正式名称って?人気のSNSを中心にご紹介!

SNSの正式名称って?人気のSNSを中心にご紹介!
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social networking service)を略称して、SNSとひとくくりに呼ぶことができます。
しかし、こう呼ばれているのは日本だけで、英語圏では日常会話や文章などでSNSの頭字語は使われておらず、Social mediaまたはSocialと呼ばれています。
SNSとは、社会的ネットワークの中で人と人とが繋がりを持つことをサポートし、促進することを目的としたコミュニティ型会員型サービスのことだと定義されています。
主目的が、個人間のコミュニケーションにあるため、これに関係するサービスを提供していれば、WebサイトもSNSに含まれます。
ここでは人気のSNSについて、それぞれ掘り下げながら紹介していきます。
目次
SNSの正式名称って?Instagram編

SNSの正式名称って?Instagram編
Instagramは略してつくられた造語で、その正式名称は、Instant Telegram (インスタント・テレグラム)です。
正式名称にinstant(即席の)、telegram(電報)などの意味がそれぞれ単語にあることから、その場で即座にインスタントカメラのように写真を撮影でき、すぐにその写真をアップロードできる機能が備わっていると予測できます。
Instagramは、写真や動画を撮りたいと思ったその場ですぐに実行し、アップロードも即座にできるので、友人や知人などと写真や動画を共有してコミュニケーションをとることで、交流を円滑にして楽しむアプリです。
2010年10月に、自分で撮影した写真にフィルターをかけ投稿できるアプリとして、Instagramはリリースされました。
単に写真や動画を投稿できるだけでなく、ハッシュタグ機能が搭載されていることで、投稿されたものを検索して保存と共有することができます。
このことが、従来のググる(Googleなどの検索エンジンで情報を収集すること)時代からタグる(ハッシュタグと手繰るの意味が重ねられてできた言葉)時代へと変化させました。
また、従来の写真加工には、専門的知識や技術、画像を処理するソフトなどさまざまな工程が必要でしたが、Instagramにはそれらが必要なく、手軽に自由に誰もが写真を加工できます。
2017年流行語大賞を『Insta映え』が受賞していますが、現在でもファッション、コスメ、グルメなどビジュアルが重要な分野を中心に、写真や動画がInstagramで数多く投稿されています。
SNSの正式名称って?Twitter編

SNSの正式名称って?Twitter編
Twitterの正式名称は、そのままTwitterです。
Twitterとは、2006年7月にオブビアス社 (現在のアメリカ合衆国カルフォルニア州サンフランシスコにあるTwitter社)が開始した無料で140文字以内の文章を投稿するWebサービスのことです。
Twitterは今やSNSとして広く認識されていますが、Twitter社自身はTwitterはSNSではなく、あくまでも通信網であると規定しています。
Twitterには、嘲る人、なじる人、無駄話、興奮、さえずりの意味があり、tweet(ツイート)はTwitter内で文章を投稿することを意味しており、つぶやくとも言われています。
このような独自の用語が、Twitterにはいくつかあります。
ツイート
ツイートするとは、Twitterで文章を投稿することです。
投稿文字数には制限があり、日本語と韓国語と中国語では140文字で、英数字などの他の言語では280文字まで投稿可能です。
リツイート
他のユーザーが投稿したツイートを再投稿(Re tweet)することです。
再投稿したツイートは、自分のフォロワーのタイムラインに表示されます。
それを自分のフォロワーが気に入り再投稿し、さらにそれを気に入った人たちが再投稿を繰り返していくことで、拡散を増進させていきます。
フォロー
特定のユーザーを自分のアカウントへ登録することを、フォローするといいます。
登録すると、フォローしたユーザーのツイートをいつでも見られるようになります。
フォロワー
自分のことを登録してくれているユーザーのことを、フォロワーといいます。
登録されることで、相手はいつでも自分のツイートを見ることが出来るようになります。
リプライ
特定ユーザーのツイートに対して、返信のツイートを送ることをリプライするといいます。
リプとも呼ばれており、巻き込みリプとエアリプが広く日常的に使われています。
タイムライン
タイムラインとは、自分のツイートや登録しているユーザーのツイートが表示される自分専用の表示画面のことをいいます。
アカウントタイムライン(アカウントそれぞれの最新ツイートを見ることができる場所)と、ホームタイムライン(主に人気投稿やリアルタイムツイートを見ることができる場所)が存在しています。
SNSの正式名称って?Facebook編

SNSの正式名称って?Facebook編
Facebookの正式名称は、そのままFacebookです。
名前の由来は、一部のアメリカの大学で入学年に提供されている、学生間の交流を促すのを目的とした本の通称Facebookからとられています。
Facebook Incとは、アメリカ合衆国カルフォルニア州メローパークを本拠地としたオンラインソーシャルメディアおよびオンラインネットワーキングサービスを提供する、テクノロジーコングロマリット (グループ企業)のことです。
2004年2月マーク・ザッカーバーグとエドゥアルド・ルイス・サベリンによって、Facebookは設立されました。
そして、2010年2月には東京都港区にFacebook Japanが設立されました。
Facebookには基本的な機能の他にも、さまざまな機能が設けられています。
Facebook Hidden Service、Facebook Connect、Facebook Gaming、Facebook Watch、Facebook Page、スマートリストが機能としてあります。
そのほかのSNSの正式名称

そのほかのSNSの正式名称
LINE、YouTube、Tik Tok、17Liveの正式名称と特徴などを紹介します。
LINE
正式名称は、そのままLINEですが利用者と公式とでは呼ぶときのイントネーションに違いがあるようです。
LINEとは、無料のコミュニケーションツールのことで、スマートフォンやタブレット、パソコン、携帯電話で利用可能です。
YouTube
正式名称は、そのままYouTubeです。
名前の由来には、You(あなた)Tube(ブラウン管すなわちテレビ)という意味が込められています。
Tik Tok
正式名称はそのままTik Tokですが、本土中国版と国際版とがあり、アプリやフィルターの機能には差があって、この2種類間では動画の混ざり合いが起きないようになっています。
17Live
正式名称は、17Live(ワンセブンライブ)です。
名称は世界統一されていますが、日本でのみ17Live(イチナナライブ)と親しみやすく呼ばれています。
まとめ
Instagram (インスタグラム)はInstant Telegram (インスタント・テレグラム)を略した造語ですが、それをさらに省略したインスタの名称で、多くの利用者の間で呼ばれています。
日本では即席食品のことを、インスタントフードなどといった和製英語を使って表記され、広く認知されているので、インスタは日本人にとって覚えやすく、親しみやすい名称なのでしょう。
またFacebookは、FBと略称で呼ばれていますが、FeedBack(フィードバック)と勘違いしやすいので注意が必要です。
とは言えfbとGoogleで検索すれば、Facebook関連の記事が多く上位表示されるので、多くの人がFBをFacebookの略称として使っているのでしょう。
Twitterも一見TWと恰好よく略称で呼べそうですが、日本では基本的にTwitterとそのまま呼ばれており、海外では既にTWを表す事柄が多く存在していることから、TWTRの略称で呼ばれています。
海外から日本へとSNSが渡ると、日本特有の定着の仕方をするので面白いですね。